「多機能型事業所え~る」では利用者の自主性や自立の意思を尊重し、個々の「やりたいこと」「できること」を様々な観点から一緒に考えて実現への支援をしています。
そのための第一歩として現在、「さをり織り」を用いた雑貨作りに取り組んでいます。
またさをり織りという枠にとどまらず、利用者一人一人の意欲に沿う活動ができるよう支援しています。
“さをり織り”って?
城みさを氏が発見した手織りの新たな考え方で、あえて織り方や使用する糸にルールを設けずに、作者のやりたいように好きに織ることで、作者のセンスが光った世界に一つだけの布に仕上がるという技法です。
そのため、さをり織りの布で加工し出来上がった商品はすべて“一点もの”になるので、自分だけの逸品を求める方に大人気です。
ボランティアさんに制作していただいた、糸の保管棚です。
利用者さんが車椅子に乗ったままで離れていても、今ある糸を容易に見渡すことができ、尚且つ使いたい糸を職員に伝える指示も送りやすい仕様になっています。
織り機は、ご理解頂いている方からお借りしたり、ボランティアの方に一から利用者に合わせて作り寄贈して頂いたものを使っています。
体調面と集中力、それぞれのペースに合わせて一歩一歩、良い作品になるよう真心を込めて取り組んでいます。
さをり織りに精通した熟練の先生の指導の下で、着々と商品を製造できるまでに展開しています。
商品は主に、以下のハンドメイド品通販サイトによるオンライン通販、地域のイベントへの出張販売などでお買い求め頂けます。
また、え~るではオーダーメイド品の作成も承っております。詳しくは、オーダーメイドのページで!